2008年8月4日月曜日

★NISSAN GT-R Part4★


●UltimateMobile Suits●

NISSAN_GT-R_Car

日本発の新世代Supercar NISSAN GT-Rは、間違いなく世界の頂点に位置すると思えた。もちろん走りの高性能っぷりにおいてだ。しかしここが悩ましい。速さとスゴさがあれば、情感や味に始まる楽しさや気持ちよさは不要なのか? いや逆に情感や味、楽しさ気持ちよさを求めるのは旧世代の考えなのか?7.77 million yenからの価格を考えれば、圧倒的なCost performanceがあるのだから、情感や味、楽しさ気持ちよさなんか不要だ!ともいえるだろう。しかも始末が悪いのは速さとスゴさが世界TopLevelにあり、この点では有無を言わせない存在であることだ。だから僕は何はなくとも一度試す価値はある、と言いたい。GT-Rはある意味、人がSportsCarに求めるものを分断する踏み絵のような問題作でもある。そしてこれは読者の皆さん自身が体感せねば判断できない領域ではないか?とも思う。ある人は素直に感動するだろうし、ある人は僕と同じく何か釈然としないかもしれない。僕はGT-Rの走りをして、これは現時点でUltimateMobile Suitsだと思えた。とにかく人間には実現できない究極的な速さを実現するためのMachinery。だから人の操作をきっかけとし、力を最大限に発揮することが重要。そう考えると情感や味や楽しさ気持ちよさよりも速さとスゴさが命。例えるならそれは、アムロがガンダムを操縦する時、一体感の高さより最大限に性能を発揮し敵を倒すことを最優先したのと同じだ。もっともアムロのように、ガンダムに慣れて後にニュータイプとなれば一体感も得つつ最大の性能発揮も可能だが、残念ながらGT-Rは公道では誰と戦う必要もないわけで…。実際に所有してみて、僕はやはりいつか慣れてしまうSpeedやスゴさよりも、慣れることない情感や味、楽しさ気持ちよさを求めたいと思った。もちろんもう少し付き合って、良い部分をもっと発見したいとは思っているのだが…。NISSAN_GT-R_Car

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