2008年9月18日木曜日

★BMW X6 Part2★


Car_BMW_X6

Highway cruise, the 10.0 km / L to exceed●

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こうした市場動向を予測していたかの ような数々の取り組みは、実はBMWの開発ConceptであるEFISHENTO dynamicsを 具現化した結果でもある。効率的に高性 能化を実現するというConceptが効果を もたらしていることは、今回の試乗でも 確かめることができた。xDrive 35iを高 速道路の流れに合わせて走らせると、燃 費が10.0km/L台を下回ることがない。軽 量化されているとはいえ、車重が2250kg に達するX6の燃費としては大いに評価で きる。

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同じEngineを積む135iCoupe335iCoupe なら、車重が軽いため高速道路の流れに 合わせるだけであればTurbochargerの過 給効果に頼ることなく走り続けることが できる。だが、X6になるとそうもいかず わずかな速度調整でも過給効果を発揮し ながら力強さを立ち上げている感覚が伝 わってくる。それでも燃費が大幅に損な われないのは、高精度Direct Injection の威力により最適化された燃焼制御が実 現できているからだ。

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燃費はさておき…、といった場面ならX6 は高性能EngineがもたらすDynamicな走り を楽しませてくれる。xDrive 35iのEngineは、Axelを操作に対して素早い応答性 を示す。低回転域から過給効果は発揮さ れているが、応答性においてはTurbochargerの存在を意識しない。しかも、ほぼ全 回転域で十分なTorqueを保つのでEngine 回転数の上昇に対して一直線にPowerが 立ち上がる。

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そして、高回転域ではEngineが快音を響か せながらLimiting Levの7000rpmまで一気 に吹き上がる。この、胸の空くようなEngi ne特性を6速ATをManual operationするこ とにより思いのままに引き出すことができ る。Feather Touchで扱えるElectronic selectorをD-Rangeから左に倒し、Steeringの 裏側にあるPaddleを指先で叩けば瞬時にShift up / downが可能だ。Paddleに指先が触 れてからShiftが完了するまでの時間は一般 的なATの半分であり、電気的な反応時間は 0.1秒を誇るだけのことはある。しかも、Shift downの際にはEngineが自動的に回転合わせをするので歯切れのいい排気音を発する 。そうした刺激に誘われて、より積極的な走 りに挑みたくなるあたりはBMWに共通する特徴だ。

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