2008年9月20日土曜日

★BMW X6 Part3★


Car_BMW_X6

●Filled with the most advanced chassis control technology

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ただ、やはりAxelを踏み続ける熱い気 持ちを、最近の逆風が冷やしてしまう 場面もありそうだ。だが、X6Axelに 足を乗せる程度の踏み加減でも心地よ い速域を保つことが可能だ。さらに、 舞台が山岳路なら在り来たりのSUVでは 想像さえできないような操縦性と安定 性が確かめられる。なぜかといえば、X 6には最先端のChassis制御技術が満載 されているからだ。

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まず、速度によってSteeringGearratioを連続可変制御するActive Steeringが威力を発揮。低中速域では速めのGearratioを保つので、Steering操作に対 して鋭い応答性を示す。特に、Hairpin curveのような低速Cornerでは、Bodyの 大きさを持て余すことなく身軽な足取り でクルッと向きを変える感覚が確かめられる。あまりにも応答性が鋭すぎるとCoupeとはいえ車高が高いので危なっかしい 印象になりかねないが、Damperの減衰力 とStabilizerの強さを連続可変制御する Adaptive Driveを装備するので、Bodyの ムダな動きが抑えられている。そのため 、4輪の踏ん張りを効かせながら路面にグ ッと腰を落としたような安定性を際立た せた姿勢でCornerを駆け抜けることがで きる。

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さらに、前後の駆動配分はxDriveにより 、Rearの左右の駆動配分は新開発のDynam ic Performance Controlを連携させ最適 な制御を実現している。Meterの間にある 駆動力のMonitorsに視線を飛ばすと、Axel操作やSteering操作に合わせて目まぐる しく前後とRear左右の駆動配分の度合いが 変化していることがわかる。たとえば、下り勾配のCornerに高い速域で進入する際に は安定性を損なう可能性がある。そんな場 面では、右CornerならRearの左側の駆動配 分を大きめ(つまりEngine brakeを多めに 効かせて)にして安定性を確保。……と思 ったら、安定性の確保が済んだと見えて瞬 時に右側に駆動配分(まだEngine brakeを 効かせている)が移行。Axelを踏み始める と、その瞬間に再び左側の駆動配分を大き めにして操縦性を向上させるといった制御 が実施される。

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※右Cornerの場合、右にBrakeをかければ曲 がりやすく、左にBrakeをかければ曲がりに くくなる。車両安定制御を行わないと高速 Corner進入時には曲がりすぎることがある が、X6Axel Offでも駆動配分できるため 、左後輪の駆動配分を大きくして左にEngine brakeを利かせて(曲がりにくくして)安定させ、進入後は逆に右後輪の駆動配分を 大きくして曲がりやすくすることが可能。

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そうした技術の背景には、基本性能に対するBMWならではのこだわりがある。前後重量 配分は、50.7:49.3とほとんど完ぺきなBalanceを実現。それだけに、本格的なSports CarのつもりでCornerを攻めても、Steering 操作の通りにRailに乗って走るような正確な 操縦性が実感できる。Cornerの立ち上がりで 、強引にAxelを踏み込むような操作をしない 限り、狙った走行Lineを外すことはないはず だ。にもかかわらず、Chassis制御技術を含 め違和感はまったくない。Fancy That is al so the X6 and the integration of the fun ctions of individual control is the effe ct of Integrated Chassis Management。

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