2008年8月30日土曜日
★Mercedes-Benz SL Part4★
Car_Mercedes-Benz_SL
●AMG, Mercedes-Benz?●
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で、その後僕は毎日の生活をAMG軍団 とともにしたわけだ。そうして導き出 されたのが冒頭の“AMGとは大トロで ある”の言葉。ご想像の通りで毎日の 食卓に並ぶと、さすがに濃いぃなぁと 思うわけだ。それで僕は自分の器の大 きさに気づいてしまったのだ。
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つまりAMGに乗るということは、もちろ ん経済的に恵まれていなければならな いが、それ以上に精神的にも器の大き さが求められる、ということ。つまり 毎日美食を追い求めてもなお、胃袋に 疲れを感じぬタフさはもちろん、飽き 足らないと思える大きな器でなければ 、と感じたのだ。豪毅、でなければ。 その意味では、ここ数ヶ月の間に何度 かAMGと日々を過ごして濃いぃと思い、 通常のMercedesが恋しくなる僕は、ま だまだ修行が足りないのかもしれない。
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ただし、もうひとつ気づいたこともあ る。今まではMercedes-BenzとAMGなら ば、確実にAMGの方がThe upper hierar chy! と思っていた。もちろん価格の 上ではその通りだし、見た目も存在も 性能もAMGが上であることは間違いない 。それゆえ今回の試乗会でも、SL63AMG に乗ったらSL350は記憶に残らないでし ょ…と正直感じていた。が、決してそう ではないことも分かった。
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なぜならSL63AMGの濃厚な味の合間に、 時折垣間見られるSL350の奥ゆかしくも 淡い味が不思議と消えないという事実。 そこで思うのは、AMGにもMercedes-Benzにも精通していれば、大トロの美味さ もコハダや赤身の美味さも当然知ってい るわけで、それを踏まえてあえてMerced es-Benzを選択することもできるというこ と。
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ならばAMGは存分に食べ尽くしたから、そ ろそろMercedes-Benzに、という通人もい るはず…と、なんとも深い世界がある。
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そんな風に考えていくと、AMGとはやはり 頂点だと痛感する。AMGは限られた人のみ が知り得る究極の味。そしてこの味を知ら なければ、Mercedes-Benzが持つ真の味と は何なのかを明確には位置づけられない、 とも。そう思うとますます、Mercedes-Benzの深みとAMGの極みとは何なのかを、改 めて探求してみたくなるのである。
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事実、AMGにはまだSL63AMGの上に、SL65AMGが存在し、さらにその上にSL65AMG Black SeriesなんていうModelまで用意される。 つまり大トロ以上の世界が残されていて、 やっぱりそれはどんな味なのか、試さなき ゃ分からないし、試せばさらにAMGとMerced es-Benzに対する評価に変化を与えることは 間違いないのだから。
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